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-フロー図を使った業務可視化・標準化ー
【CASE -事例-】
リゾート業A社においては、販売管理や社員への指導、トラブル対応などにおいて、一部の社員や管理職に負担が偏る課題がありました。社長はコスト削減や働き方改革のためにも業務のマニュアル化を望んでいました。
【SOLUTION -解決-】
①現状の業務を可視化
現状の業務を担当者からヒアリング、記号と矢印を使った独自の記法を使い、現状の業務をフロー図化しました。業務の可視化において大切なことは曖昧さを排除することです。言葉ではなく、記号と矢印を使うことで、これまでの業務や判断の曖昧さを浮き彫りにすることができます。
②現状の業務における課題の特定
現状の業務のフロー図を見ながら、ムダな作業や判断を減らして業務をスリム化します。言い換えると、記号や判断分岐を減らしていく作業を行います。フロー図を使って業務を可視化することで、業務を客観的に俯瞰することができ、課題も明確になります。
③あるべき業務フローの確定
業務をスリム化した上で、ITツールやシステム化することにより、さらに効率化を進めます。最終的に確定したフロー図がそのまま業務マニュアルとして活用することができます。フロー図をマニュアルとして活用することで、更新も容易になります。
【OUTCOME -成果-】
上記のような業務の標準化、IT化を進め、取り組みから1年で営業利益黒字化を達成しました。
この事例は週刊東洋経済やNHKニュース、地方新聞などにも取り上げられました。
-行動変容プログラムの実践ー
【CASE -事例-】
製造業B社においては、作業日報や各種帳票のペーパレス化が進まず、業務が非効率な状態が続いていました。加えて、組織間のコミュニケーションも円滑に進まず、伝達ミスや認識の違いによるクレームも多発していました。社長は組織間のコミュニケーションと社員の指示待ちの意識に課題を感じていました。
【SOLUTION -解決-】
①業務における課題の洗い出し
各部門の管理職、リーダーに集まってもらい、付箋紙をつかって自社の業務における課題の洗い出しを実施しました。組織間のコミュニケーション不全を解消するには、課題を言語化し認識を合わせる必要があります。この作業は第三者であるコンサルタントによるファシリテートが有効です。
②行動変容プログラムの実施
内観療法を応用して独自に開発した行動変容プログラムを実施し、課題解決に対する当事者意識を植え付けます。このプログラムを通じて課題を客観視することができ、具体的な解決策を社員全員で考えることができます。このプログラムを通じて業務における課題は社長やコンサルタント、他の社員が解決するのではなく、自らが解決すべき課題であることを認識できます。
③業務の可視化
業務の課題解決の過程で業務のフロー図化を実践し、業務の可視化、標準化を進めます。
【OUTCOME -成果-】
このような過程を通じて、社員全員の主体性が高まり、組織間のコミュニケーションの円滑化、社員主体の業務改善を進めることができました。
その結果取り組みから1年で営業利益率が2倍になりました。